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2009年5月

慣行栽培の農薬使用回数

先日、有機無農薬の茶を紹介しましたが、それに関連して慣行栽培(有機栽培や特別栽培以外の普通の栽培方法をいいます。)について紹介します。各都道府県のHPには、慣行栽培で使用される「化学合成農薬の使用回数」と「化学合成肥料の窒素成分量」が公表されております。例えば、京都府の場合には京都府における農作物栽培に係る慣行レベル(http://www.pref.kyoto.jp/nosan/1210119719155.html )として、茶は16~21回としています。公式HPで公表されていることから推察すると、少なくとも20回は散布しないと「商品にならない」のではないかと思います。事実、茶樹は永年作物で病害虫は温存されやすいし、葉層が厚いので散布しても内部までは農薬が入りにくい。病害が発生してしまうと、農薬による防除は難しい。しかも茶樹につく病害虫は約106種とされていて、これらの発生を予測するのは困難です。つまり、茶樹は農薬なしで栽培することの非常に難しい作物の一つといえます。市場に出回っている茶葉は残留農薬基準値は守られているはずですけど、残留農薬はゼロということはないと思います。こんなことをかいたら(実のところ)、茶殻を食べるのはちょっと心配になったりしません?私自身、残留農薬がちょっと心配です。中井製茶場のように有機無農薬栽培とはっきりわかっているものなら、安心して食べられますよね。

この記事を書きつつ、中国茶は大丈夫なんだろうかとちょっと心配になりました。中国茶の飲み方は「一杯目を捨てる」のはご存知ですか?西暦1600年頃に書かれた「茶疏」という本には「洗茶の法」として半沸きのお湯を用いてお茶を洗い砂埃を洗い流すことを教えています。この時代では、理にかなった妥当な方法だったのだと思われます。現在において、工場で衛生的に製造されていれば、砂埃をかぶったお茶など考えられません。なのに「一杯目を捨てる」、、どうしてだと思われますか?中国人は野菜専用洗剤を使っているらしいが、もしかしてこの行為も「農薬を洗い流す」ために行われるのでは?と疑ってしまいます。。。。。私、当分中国茶は飲めないかもしれません(汗)

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茶さんしょう(お茶の佃煮)

日本茶を飲み終わった茶殻には、水に溶け出さないカロテン、ビタミンE、たんぱく質、食物繊維などのたくさんの栄養素が残っております。この茶殻を捨ててしまうのはちょっともったいないと思いませんか?全て捨てるなとは言いませんが、上等な茶の茶殻くらいは捨てずに再利用してみてはいかがでしょうか?食べるのに抵抗があるなら、肥料として茶殻を土に混ぜたりしてもいいですよ。ちなみに我が家の茶殻は、全て肥料として使っています。

心配せずとも、お茶の佃煮自体は自宅でも簡単に作れます。昔は茶殻も食べていましたから、おばあちゃんとかに聞いたら色々と教えてもらえるかもしれません。一応材料は、(出来れば)新茶や玉露の茶殻、醤油、みりん、出汁です。これらを煮詰めて、出来上がり前にゴマや七味唐辛子、醤油煮の実山椒なんかいれたらいいんじゃないかと思います。

日本茶業中央会発行の日本茶スタイルブックに茶の佃煮のレシピが載っておりましたのでご紹介します。材料は、茶殻(上級煎茶や玉露。一煎後の茶殻を使えば、苦味も少なく仕上がります。)を大さじ5、醤油を大さじ1、みりんを大さじ1、ゴマ(七味唐辛子)を少々です。作り方は、①鍋に醤油、みりんと茶殻を入れ、中火で汁がなくなるまで煮含める。②汁がなくなったら、ゴマ、七味唐辛子を振り入れる。以上。このレシピには出汁は入っていませんが、少量の出汁を入れるともっとおいしくなります。

茶殻を食べてみたいけど、作るのは面倒と言う方には、中井製茶場の日本茶を使用している製品をご紹介します。前に「ちちんぷいぷい」で紹介されていたので、ご存知の方が多いかもしれません。京佃煮舗「きゃら」で販売されてます「茶さんしょう(90グラム 1050円)」です。お茶の佃煮に山椒の実が入っているそうです。JR京都駅伊勢丹( http://www.wjr-isetan.co.jp/Kyoto/ )と本店のみの限定商品ですので、予約必須です。(ちなみにJINAもまだ食したことはありませんが、聞くところによると、えらい「おいしい」らしい」です。)調べると伊勢丹のHPの京味お土産ベストチョイスのページにてネット販売もしているようです。かなり手に入りにくいようですので、多少待つ必要があると思います。

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手作り「ほうじ茶」

先日、茶摘みをして持って帰ってきた茶葉を「ほうじ茶」にしました。茶葉を手もみする必要がありませんので、わりとお手軽にできるのが特徴です。

(作り方)

①茶葉を熱湯でさっと湯がきます。(事前に茶葉は水で洗わずに、そのまま熱湯に投入してください。)

001 ②①を天日干しにして、茶葉を乾燥させます。(この2日はものすごく天気が良かったので、陰干しにもかかわらず、すぐパリパリになりました。)

002 ③②のゴミや異物を取り除き、「強火~中火」で焙じます。専用のほうじきがあればいいですが、ない場合は家にある土鍋やテフロンのフライパンで十分です。ただし、フライパンを使う場合には、油気を綺麗に拭いてください(これ重要です)。とにかく焦がさないように鍋を振ってください。重くてやってられへんと思うなら、網の上に鍋をのせて時々かき混ぜるので十分だと思います。色が変わって香ばしい匂いがしたらOKです。

ま、昔は家の垣根の茶を摘んで家で作って飲んでたくらいなんで、あまり肩肘張らずに適当に作ってください。

006 出来あがりはこんな感じです。水色はほうじ茶ですけど、お味はほうじ茶の香ばしい香りと新茶特有の甘さがありました。我ながら、上出来でした。

 

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中井製茶場 茶摘体験

007_2 009_3 先週の土曜日に関西四つ葉連絡会( http://www.yotuba.gr.jp/ )主催の茶摘体験に行って来ました。関西四つ葉連絡会で扱いのある中井製茶場( http://www.umucha.com/ )が訪問先です。ここは茶の産地で有名な和束町にあり、日本でも珍しく茶の無農薬有機栽培をされていて、有機JASマークがついています。農薬散布はせず、科学肥料も一切使わず油粕で育てられています。茶の木はもともと虫のつきやすい木です。新茶の場合でも通常は摘採の2週間前に農薬が散布されます。日本茶の場合、製造工程の蒸熱の段階で(残留農薬基準を遵守していれば)残留農薬が飛んでしまうので、そんなに心配することではありません。ただ虫の耐性が上がれば、農薬の濃度を上げてでも虫を駆除しようとする例もなきにしもあらずです。。。ちなみに半発酵茶である烏龍茶や紅茶の製造過程には蒸して熱を加える工程はありません。

この中井製茶場の茶畑はとても綺麗です。無農薬であるので多少の虫はついていますが、庭仕事で慣れている私にはたいしたことありません。土も樹もとても健やかに育っています。ちなみに茶葉に付着した虫は製造工程途中ですべて選別され除外されていますのでご心配なく。中井製茶場の茶畑は20町(6万坪)で一日だいたい1000キロの茶を生産しているそうです。

017 こちらのロゴの字で、おわかりになる方もいらっしゃると思いますが、もぐら庵の池田耕治さん( http://www.mogura-an.com/ )の作品です。有機無農薬から「有無」というロゴが出来ているそうです。中井製茶場の商品には結婚式の引き出物用として結婚祝茶などがありますが、このパッケージにも池田耕治さんのデザインが使用されています。

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茶摘体験は1時間ほどで、成果はご覧のとうりです。この茶葉は家に持ち帰って「ほうじ茶」にすることにしました。(まだ完成していませんので、出来上がり次第作り方とともにUPします。)これくらいの量だと出来上がり量はおよそ10グラム前後になる予定です。

工場見学もさせていただきました。朝8時から夜7時まで機械が稼動しており、中には烏龍茶やてん茶の製造機械もありました。使用した機械は毎夕掃除され翌日の稼動に備えるそうです。私達が見学している際にも機械は稼動しており、製造したての新茶の荒茶を分けていただきました。お茶の香りと味がすばらしくおいしかったです。(このお茶のレポートも後日UPします。)

ちなみに中井製茶場の茶葉は、ネット販売と関西四つ葉連絡会の宅配などで購入できます。

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日本茶アドバイザー

遅ればせながら、かねてより申請していました日本茶アドバイザーの認定書が届きました。希望していた日本茶インストラクターの資格には届かなかったけれど、一生懸命勉強した結果認められたのはとてもうれしいことです。少しばかりブログ更新が停滞しておりすが、これからも「チャ道」に専念していくつもりです。どうぞよろしくお願いします。

先日、茶摘に行ってきましたので、後日そのご報告をUPしたいと思います。

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